こんにちはディアーズ船橋本町店です
ご覧頂きありがとうございます!感謝致します(*´∀`*)
今回は【髪は乾かさないといけないか?】というお話しをしていきます。
お客様から、半乾きのまま寝ていますとのお話しをたまに伺います。
髪を濡れたままにしておくと、どう影響するのかご存知ですか?
もし乾かさず寝ているなら、まずはここのヘアケアから見直してもいいかもしれません。
それくらい大切なポイントです。
では、詳しくお話していきましょう。
《自然乾燥ってどうなの?》
めんどうで、自然乾燥のままにしてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、答えからいえば自然乾燥はNGです!
まず頭皮には常在菌が存在しています。(頭皮だけでなくお肌にも常在菌はいます。)
濡れている状態をそのままにしてしまうと、頭皮や髪にいるその常在菌たちが繁殖してしまい、匂いやかゆみなどの皮膚トラブルに繋がってしまいます。
身近なところですと、生乾きの洗濯物を想像していただくとわかりやすいかと思います。
梅雨の時期など洗濯物は生乾きの状態だと、なんとなく臭かったり…したことありますよね。
洗濯物の匂いの原因も雑菌の繁殖です。
それと同じ状態が髪や頭皮でも起きている、と思ってください。
ちょっとどきっとしますよね。
乾かしたほうが髪にとって良いということがわかるかと思います。
《常在菌のお話》
頭皮における代表的な菌は、アクネ菌、表皮ブドウ球菌、マラセチア真菌などがあるそうです。
調べてみましたところ花王さんのホームページに詳しくわかりやすく書かれていました。
菌のお話し以外もイラスト付きで詳しく色々書かれていて勉強になるので、よかったら参考にしてみてください。
https://www.kao.com/jp/haircare/health-of-scalp/21-4/
また、濡れている状態の髪はとてもデリケートです。
キューティクルという髪の表面を覆ううろこ状のタンパク質は濡れた状態だと開いたままになっています。乾くと閉じます。
この濡れて開いた状態のキューティクルは傷つきやすく、擦れたり雑にブラッシングをするだけで剥がれたり、傷んだりしてしまいます。
そのため、半乾きのまま寝るのもやはりNG!
枕に頭が擦れ、その髪と布の摩擦によりキューティクルが剥がれて傷ついてしまうことがあります。
またどうしても絡まって取れない、乾かしづらい場合などは力強くブラッシングして梳かすのではなく、優しく絡みを解すようにブラシをいれて優しく梳かしてください。
キューティクルは剥がれてダメージが強くなってしまうと、髪のツヤがなくなり、手触りも悪くなります。
また、髪が濡れてキューティクルが開いている状態ということは、美容室でせっかくしたトリートメントなどで栄養分を補ったのに、そのキューティクルが剥がれたところから、せっかく入れた栄養分が流れ出ていってしまう可能性があります。
もったいないですよね。
そして濡れたまま寝てしまうと寝癖もつきやすくなります。
髪は、乾いた時に髪の形が決まります。
寝癖も付きづらくなりますので、ぜひ乾かしてから寝てくださいね。
これらを踏まえて、ディアーズでは、お風呂を上がってから15分以内に乾かしてくださいね、とお話ししています。
ちょっと大変なようですが、ぜひ実践していただけたら嬉しいです。
《お家で実践していただきたい乾かし方》
『ドライヤーの熱は、髪に悪そう』という意見をたまに聞きますが、正しく、優しく扱えば問題はありません。
では、以前のブログでもお話ししましたが、
正しい乾かし方もお話しをしていきましょう。
(以前のブログではさらに詳しい解説をしています。ぜひそちらもご覧になってみてください)
①まずは、やさしくタオルドライ
まずはタオルで全体の水分を取ります。頭皮をやさしくマッサージするように拭いた後、髪の水分はタオルで挟むようにして優しくぽんぽんと水分を取ります。
こうすると乾くのも早くなりますよ!
②根元から優しくドライヤーをあてる
最初にドライヤーを当ててるのは根元からがベストです。根元を乾かしてから、次に毛先を乾かすと早く乾きます。
先に毛先から乾かしはじめると、髪の乾かしすぎ(オーバードライ)に繋がります。
熱を近くから同じところに当てすぎて、乾かし過ぎの状態になると乾燥やパサつきの原因になるので、根元から先に乾かして、1ヶ所にだけ当てすぎないよう意識しながらドライヤーを動かしましょう。
③根元が乾いたら、優しく上から下に向かって毛先を乾かす
根元が乾いたら、今度はドライヤーを上から下に向かうように動かし、優しく手ぐしで梳かしながら、乾かします。
途中引っかかるようなら、無理せず一旦ドライヤーを止め、毛先から優しくブラシなどで梳かしましょう。
④最後に冷風で仕上げを
全体が乾いたら、最後弱風で冷風を全体に当てていきます。これでキューティクルがさらにきゅっと締まりツヤが出やすくなります。
美容室で髪に冷風を当てられてたことはありませんか?
ご説明はないこともあったかもしれませんが、よく美容室では自然に行っています。
髪のキューティクルは、ウロコ状になっており、また開くときはきのこの傘のように下に向かって開いています。
キューティクルを閉じるためには上からドライヤーの風を当てて、キューティクルを締め、
さらに冷風を当ててあげると、キューティクルがきゅっと締まりツヤも生まれやすくなります。
上から風を当ててくださいね、とよくお話しているのはこのためです。
意識して乾かすとツヤ感も出やすくなりますよ!
いかがでしたか?
参考になりましたら幸いです。
ちなみに。
今まで半乾きでずっと寝ていましたとおっしゃっていたお客様が、1ヶ月後にご来店いただいた際のお話なんですが。
その1ヶ月毎日ちゃんと乾かすように気を付けていただいたそうで、毛先の質感、広がり、ツヤがとても良い状態になっていらっしゃいました。
アドバイスが役立ってとても嬉しい瞬間でした。
(もちろん髪質など個人差があります。そして乾かし方だけでなく、普段の他のケアもとても大切です)
時間はかかるかもしれませんが、乾かし方1つでも髪はまとまりやすくなります。
ぜひご家庭でも実践してきれいな髪を維持してくださいね。
https://www.kao.com/jp/haircare/health-of-scalp/21-4/
最後まで読んで頂きありがとうございました
(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾ ᵖᵉᵏᵒ