こんにちは、ディアーズ船橋本町店です。
ご覧頂きありがとうございます!感謝致します(*´∀`*)
今回は【カラーをなるべく色持ちさせるお家でのケア】というお話をしていきます。
もちろん色落ちすることは避けられませんし、髪質や色味によっては早めに色落ちしてしまいます。
なるべくでいいからこの色味を保たせたい!と思うことありますよね。
お家でのケアはどんなことを心がけたらいいのか、お話をしていきましょう。
【まず染まる、というのはどんな状態か】というお話から。
今回はアルカリカラーという1剤と2剤を混ぜて使うタイプのカラー剤の場合のお話です。
(マニキュア、カラーバター等は髪の内部まで浸透せず表面のみに付着して色味を表現するタイプです)
髪は、弱酸性で3層構造になっていて、表面はうろこのようにキューティクルで覆われています。
アルカリ性のカラー剤でキューティクルを開き、髪の毛に浸透させます。
内部にもともとあるメラニン色素を脱色させることで明るくし、そこに染料、色素が入ることで色が付き、髪の色味を表現しています。
通常染めた後は、ゆっくりと色落ちしていきますが、洗浄力の強いシャンプーをしたり、長時間紫外線を浴びる、高温で何度もアイロンをする、などダメージを受けてしまうとキューティクルが損傷、開いたままの状態になりやすく、せっかく浸透した染料が早く流れ出てしまうのです。
つまり、色落ちに関しては、この色味が流れ出ていきづらい髪の環境づくりをしてあげることがポイント!
キューティクルが締まっていて、内容成分が流れ出ていきづらく、ダメージが少ないようであればなるべく色味は保たれやすいということになりますね。
《色落ちは元の髪色がブリーチなどで極端に明るい場合や、過度なダメージをうけている場合など、要因はさまざまな場合が多いです。
ペールトーン(淡い色味)の明るい髪色や、極端に明るいハイトーン(明るい色)からのトーンダウン(暗くすること)はどうしても同じ色味を保つことが難しいという場合もあることはぜひご理解くださいね》
では次に、今日からでも出来るお家でのケア方法を1つずつお話していきましょう!
①染めた当日は洗わない
髪の内部に浸透した色素を定着しやすくするためには、時間をおくことが必要です。染めてから24時間は洗わないようにしましょう。
②シャンプーは洗浄成分が優しいものを使う
洗浄力の強いシャンプーは髪を傷め、せっかくの色味も流れ出ていきやすくなってしまいます。
また、頭皮も乾燥しやすくなったり皮膚トラブルの原因となりやすいです。洗う際は泡をしっかり立てて優しく揉み込むように洗いましょう。
③お風呂でのトリートメントは適切な時間をおく
トリートメントは長く置けばいい、というわけではありません。ディアーズでは7〜10分ほど置いてくださいね、とお話しています。
濡れている状態の髪はデリケートなので、目の荒いクシで優しく梳かし全体に馴染ませて時間をおき、滑らかな程度までで留めて流しましょう。
④お湯に浸かりっぱなしにしない
トリートメントの置いている時間にお湯に浸かるのも◎
ですが、髪を下ろしてお湯に浸かりっぱなしにならないようにしてください。髪は濡れている状態がデリケートです。髪をクリップなどで挟んで纏めてお湯に浸からないようにしておきましょう。
⑤タオルドライも優しく
意外と忘れがちですが、タオルドライも雑にするとダメージをうけてしまいます。ゴシゴシ拭かずに、タオルでやさしく挟むように水気をとりましょう。
⑥乾かす前のトリートメントは必ずつける
髪は擦れたり静電気で絡まったりするだけでもダメージを受けます。
それを防いでくれる大切なポイントが乾かすまえのトリートメントです。髪を滑らかにし、ドライヤーの熱からも守ってくれます。
中間から毛先に適量をつけ、やさしく馴染ませてから乾かします。
⑦お風呂から上がったらすぐ乾かす
自然乾燥や半乾きはキューティクルが開いたままになってしまっているのでNG!
ディアーズでは15分以内に乾かしましょう、とお話しています。
(余談ですが……ネット上で、各専門家がお風呂からあがったらすぐ化粧水をつけろ!髪を乾かせ!ストレッチをしろ!と言っているがどれからすればいいの??との声を見かけたのですが、個人的な意見になってしまいますが、すぐお顔と肌のケア→短めなストレッチ→15分までに終わらせてドライヤー→さらにしっかり時間をかけたストレッチの順がいいのではないかな、と思いました笑)
⑧ドライヤーのかけ方にも気をつける
雑に乾かすのもNG!
キューティクルはきのこの傘状になっているので、
まず根元を乾かし→上から下に向かって毛先を乾かすのが理想です。また最後に冷風を当ててあげると、キューティクルがさらにきゅっと締まります。
⑨コテの使い方に気をつける
極端なことを言うと、高温で色味が飛びやすくなるのでコテやアイロンは使わないほうが色持ちします。
使う場合は高くても150〜160℃くらいまでにして、熱を通す回数をなるべく減らしましょう。
⑩紫外線
肌にもよくありませんが、もちろん髪にもよくありません。長時間紫外線を吸収すると髪の表面を乾燥させ、表面にダメージを与えるだけでなく、内部にもダメージを与えるそうです。
長時間野外にいる際は帽子を被る、髪を纏める、毛先にオイルをつけて被膜を作る、など紫外線対策することをおすすめします。
⑪海、プール
海水に含まれる塩分、プールに含まれる塩素が髪にダメージを与えて色味も抜けやすくなります。
髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとさらにダメージが大きくなります。
海、プールに入る前もしっかり髪を濡らしておく、キャップを被ったり結んだりして髪をなるべく濡らさない、終わった後はしっかり汚れを洗い流すなど、痛む前に対策しておきましょう!
以上が長くなってしまいましたが
私からお伝えできる今日からもできるお家でのケア方法です。
たくさんあって難しいようですが、【髪をやさしく丁寧に扱うこと】を忘れずにどれか1つからでも実践してみると良いのではないでしょうか。
それでも抜けやすい方は、カラー剤の色を変えたり、同じ色味でもワントーン落として暗めに染めておくなどが必要かもしれません。担当の美容師さんと相談してみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾ ᵖᵉᵏᵒ