こんにちは^ ^Dears船橋本町店です!
ご覧頂きありがとうございます!感謝致します(*´∀`*)
今回は『寝癖』のお話です。
朝起きて、寝癖直しが大変!というかたも多いのではないでしょうか?
寝癖の直し方と、寝癖を直すときにもちょっとしたポイントがありますので、今回はそちらのお話をさせていただきます。
では、寝癖の直し方のお話しの前に。なぜ寝癖がつくのでしょうか?
『きちんと乾かしていない』
『枕に擦れることで起こる』
『寝汗をかく』
という3つが大きな要因です。
髪の水分量が関係しています。
難しい言い方をすると、水素結合というものが髪の内部では起こっていて、しっかり乾かしていれば結合がしている状態ですが、濡れていると水素結合が切れ、髪に癖が付きやすい状態になっています。
ディアーズでは普段のお手入れとして、お風呂からあがったらなるべく早く乾かし、更に冷風で締めるとキューティクルが締まるため、乾かしてから寝ると寝癖も付きづらくなりますとお伝えしています。(乾かし方に関するブログも書いておりますので、ぜひそちらも参考にしてみてください♪)
つまり濡れた状態、半乾きの状態で寝ている方は、それだけ寝癖もつきやすい!ということです。
水分量というと寝汗もポイントになってきます。
頭皮や首元から汗をかくことで水分が髪に伝わり、跡がつきやすくなっています。
また、枕に擦れて、跡がつくという点に関しては、
きちんと乾かしても寝ているときに擦れて跡がついてしまうので、朝起きて絡みがある場合、そのままにせず、毛先から優しくほどき、頭皮から全体をブラッシングしましょう。
また髪が濡れている状態で過度に擦れれば、やはりダメージに繋がります。
寝る前にお風呂に入った場合は、やはりしっかり髪を乾かしましょう。
また、シルクのナイトキャップ等も効果があり、擦れるというダメージを軽減できてとても良いと思います。
私は、寝相が悪く余計なものを身につけて眠ることが苦手なタイプなので、読んでいただいている皆様にも、そこは無理をせず、ご自身に合ったケアをしてくださいね。
では、改め寝癖の直し方を2つお話をしていきましょう。
1つ目
一番早いのは、寝癖を直したい部分を根元から霧吹き等で濡らすこと。
根元が気にならない場合は、直したい毛先部分だけ等湿らせていただけたらOKです。
このとき、毛先が絡んでいるようならまず毛先から優しくほぐすように目の荒いブラシかクシで梳かし、
頭皮から全体をブラッシングすること。
↓
霧吹き等で寝癖部分を濡らす
↓
そのあとドライヤーで、上から風を当てるように全体を乾かし、乾いたら最後の仕上げに冷風を当てていきます。
2つ目
すこし熱めのお湯で固く絞った温かいタオルか、レンジでチンした蒸しタオル(レンジで1分ほど温めると完成します)を頭に巻くか、寝癖部分に当ててすこし時間を置き(火傷しないような温度にしてください)
ドライヤーで乾かし、最後冷風を当てます。
スチーム効果で髪がじんわり水分を含み、乾かしたり、ブローしやすい状態になります。
ただし、寝癖が強い場合はこのやり方では直りづらいです。
ドライヤーを当てる際にすこし引っ張りながら乾かすか、(過度に引っ張りすぎるのは✕)
ゆるい癖のときに試してみましょう。
注意して頂きたいポイントがいくつかありますのでご説明していきますね。
●前髪や、つむじなど浮きやすい、割れやすいところは根元を濡らすのが大切!
前髪がよく割れやすいというお客様とお話した際に、寝癖の直し方のお話をよくお聞きしてみると、前髪を濡らして寝癖直しはしているものの、根元をしっかり湿らせていないか、濡らしたまま放置していることが多かったように感じます。
『根元を正しい向きに、なるべく早く乾かしてあげること』が乾かす際にとても大切なポイントです。
★前髪を下に下ろしたいのであれば、髪が下に向くように上からドライヤーをあて、手をゆるくバイバイをするように左右に振り、割れやすいところをぼかすように乾かします。
★前髪を立ち上げたいのであれば、分けたい方向と真逆の方向から一旦乾かし、分け目を分けたい位置に戻します。そのあと立ち上がるように根元だけ顔側から上に向かって髪が立ち上がるように手で持ち上げドライヤーを当てます。
★つむじ、頭頂部は放射状に全体に広がるように少し風を当て、つむじは左右から交互に手を入れすこし持ち上げるように斜めから風を当て、自然にふんわりなるように意識して風を当てる、など
向かわせたい方向に乾くようにドライヤーの風の当て方、手の動かし方を少しだけ考えて乾かしてみてくださいね。
●全体を濡らすときは、何度もシャンプーしない
ショートカットのかたや、癖の強い方はで夜シャンプーをきちんとしたのに、朝の寝癖直しでシャンプーをもう一度してしまう、というお話をお聞きすることがあります。
1日に何度もシャンプーするのはNG
頭皮の皮脂をとりすぎてしまい、頭皮の乾燥や皮膚トラブルに繋がってしまいます。
頭皮や髪の汚れホコリなどの8割ほどは、お湯のみで落とすことができます。何度もシャンプーせずお湯のみで流すだけにしておきましょう。
●寝癖直しウォーター、アイロン前ミストなど使った後はドライヤーで乾かす。
市販で売られている寝癖直しウォーター等、お手軽なので使われている方もいらっしゃるかと思います。
以前、お客様から寝癖直しとして、その寝癖直しウォーターや、アイロン用ミストローションをつけた後そのままアイロンしていますとお聞きしたことがあります。
濡れている、または湿っている状態でのアイロン、これは絶対NGです。
アイロンをする際きちんと乾いておらず、じゅっと音がしたことはないですか?
髪にストレートアイロンや、コテで熱を加えたとき、最初にお話した水素結合という現象が髪の内部で起きていて、髪の内部の水分が蒸発することで、髪に形をつけています。
つまり、熱を入れて自然にふわぁと、細かい水蒸気があがることは普通ですが、じゅっと音がして急激な湯気があがるくらいでコテを使用していると、髪を傷めてしまうということです。
また、その高音の湯気で頭皮を火傷させてしまう可能性もあります。
髪はほぼタンパク質でできています。アイロン等を使用した際、熱でタンパク変性という現象が起きていますが、
乾いていて130℃くらいから、濡れている状態で60℃くらいから起きると言われています。
濡れたままアイロンを使用し続けていると、傷んで毛先は固くなりざらついてきます。
そういった市販のミスト等を使用し髪が濡れている状態なら、必ずドライヤーで乾かしてから使うようにしてください。
今回は以上です。
毎日のケアを少し気をつけてあげるだけで、
髪が今よりも扱いやすくなるかもしれません。
ぜひ、普段の乾かし方など見直してみてくださいね。
目を通して頂きましてありがとうございました。
また機会があれば、為になるお話しを提供いたします(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾ᵖᵉᵏᵒ